オブスクリオ OBSCURIO Libellud
「いつミスリードをすればバレないか」
■ディクシット、ミステリウムのように色々な表現がされたデザインのカードを使う連想ゲーム
魔法の書のプレイヤーと魔法使いのプレイヤーは協力して連想ゲームを進めるのだが、魔法の書のプレイヤーは、言葉を発すること、身振り手振りをすること、音を出すことなど禁じられており、やれることはランダムで用意された2枚のカードから伝えたいカードについてのヒントをマーカーを置き表現するだけだ。
これがなかなか難しいような気がするが、2枚のカードから、上手く伝えたいヒントを見つけるのが悩ましくも楽しい。
しかし、このゲームはこれだけではなく、魔法の書のプレイヤーと魔法使いのプレイヤーの邪魔をしようとする裏切り者プレイヤーがいるのだ。
各問題で不正解者に応じて、トークンが失われ、このトークンが無くなることが魔法の書と魔法使いのプレイヤーの敗北に繋がるのだが、裏切り者のプレイヤーは、1人でも多く不正解者を出したい。
ここでミスリードをする必要があるのだが、あまりにミスリードが多いと当然怪しまれる。
そして、トークンのストックが無くなると裏切り者当てに移るが、ここで当てられると以降ゲームから抜けなければならない。
魔法の書と魔法使いを敗北させるためにミスリードをしなければならないが、どこまでやるか、バレないようにやるかがスリルがあるのだ。
連想ゲームでありながら、正体隠匿ゲームの要素があるゲームなのである。
ここが最初に挙げたディクシット、ミステリウムと異なるこのゲームの面白さだ。
2〜8人で遊べるゲームであり、魔法の書のプレイヤーを交代すれば、また違った面白さを楽しむことができる。
正体隠匿ゲームや連想ゲームが好きな人にオススメのゲームだ。